美容室兼住宅(自宅兼美容室・店舗兼住宅美容室)について、お話しします。
メリットとデメリット
美容室兼住宅(自宅兼美容室・店舗兼住宅美容室)のメリットとデメリットをあげます。
メリット
- 両方を立てるよりも、建設費がやすくなる
- 職場と住宅が近いので、通勤時間・費用がゼロになる
- 近所の人をお客さんにしやすい
デメリット
- 住宅と美容室の両方の立地条件を満たす場所が、すくない
- もしくは、片方の立地条件に不利な土地に立てることになる
- なんらかの事情で、美容室をやめた後の店舗利用が、むつかしい
- 職場と住宅が近いので、常に、リラックスできない
メリットとデメリットを考える時に、考慮すべき事は「美容室の事業の70%は立地で決まる」と言われていることです。美容室兼住宅(自宅兼美容室・店舗兼住宅美容室)は、その美容室の立地の大きな制約になります。
そもそも、美容室ビジネスがうまくいかないと、美容室兼住宅(自宅兼美容室・店舗兼住宅美容室)のメリットの意味がなさないようになります。立地については、ご注意してください。
住宅ローンや融資について
美容室兼住宅(自宅兼美容室・店舗兼住宅美容室)の住宅ローン
美容室兼住宅(自宅兼美容室・店舗兼住宅美容室)では、店舗面積が半分以下であれば、土地区取得費用・建築費用を住宅ローンで組むことはできます。ただし、融資の対象は住宅部分に限られます。また、住宅減税も、住宅部分への融資に
限られます。
事業のための融資
店舗部分の建設費と内装・什器・運手金資金等は、事業用の融資を受けることができます。美容室開業のための融資については、こちら(美容室開業資金のための融資について)に、詳しく、書いてあります。ご参照ください。
なお、住宅ローンや融資については、専門家のアドバイスを必ず受けてください。
当サイト(美容室内装見積.com)で、美容室の内装に詳しい複数の内装業者から、デザイン案・見積を受けることができます。 勿論、美容室兼住宅(自宅兼美容室・店舗兼住宅美容室)の物件についても対応いたします。
費用的に大きな割合を占める内装工事については、慎重に複数の業者を比較・検討する必要があります。このサイトを活用して、自分の美容室にふさわしい内装業者を選んでください。
本当に、満足のできる美容室ができ上がることを願っております。
開業資金
賃貸料がいらないこと以外は、開業資金については、通常のテナントを借りる案件と違いはありません。通常の美容室と同じように考えて下さい。以下の記事に、詳しく書いていますので、参考にしてください。