美容室を開業するにあたりスタッフを雇う場合、どのような雇用形態で雇うのかも考える必要があります。雇用形態の種類とそれぞれの違いを把握して、美容室経営を成功させるためにはスタッフをどの形態で雇用するのかをしっかり考えましょう。
ここでは、スタッフの雇用形態に説明してそれぞれの特徴やポイントを見ていきます。
スタッフの雇用形態の種類とポイント
スタッフの雇用形態にはどのような種類があるかそれぞれを挙げて説明します。
正社員としてスタッフを雇う
- 雇用期間に期限なく、フルタイムで勤務する社員です。
- 雇用保険や社会保険などに加入する必要があります。
- 福利厚生や、社内研修などの整備も必要になります。
契約社員としてスタッフを雇う
- 雇用期間が決められています。
- 期間限定のため、必要なときだけ人材を確保できます。
- 能力次第で、契約更新や正社員登用等を交渉できます。
派遣社員をスタッフして雇う
- 条件に合った人を派遣会社が選定するため、採用に際しての労力が軽減できます。
- 派遣会社に料金を支払いますが、スタッフに対して福利厚生費等の負担は不要なので経費が安く済む場合もあります。
アルバイト・パートでスタッフを雇う
- パートタイムでスタッフを雇う場合、パートタイム労働法に基づいた必要な取り組みを行う事が義務付けられています。
- 業務量に応じてパートやアルバイトの勤務時間を変えられるので経費節減が可能です。
- パートやアルバイトの場合、スタッフの希望で勤務時間などが決まるためシフト調整が大変です。
業務委託をする
- スタッフとして雇用するのではなく、業務を委託して独立した事業主として働いてもらう形態です。シェアサロン、面貸しなども、この形態に含まれます。
- 労働者ではなく、独立した事業主である事が認められない場合は。偽装契約とされることもあるので、十分注意が必要です。
美容室を開業する際に、どうしても正社員でのスタッフ採用が難しい場合等は、色々な雇用形態があることを知っておくと、あわてずにすみます。良い人材を確保するためにも正社員採用にこだわらずに、色々なスタイルで雇用することを考慮しましょう。
美容室開業 参考記事
美容室の開業するための基礎知識は、下記のページに書いてあります。クリックして、お読みください。