「美容室向きのいい物件!」を見つけても、すぐに、契約してはいけません。本当に、美容室に適しているのかを確認してから、慎重に契約してください。
美容室に必要な設備レベル
美容室に必要な設備のチェックは、以下の項目になります。
- 空調
- ガス
- 水道
- 電気
もし、美容室に必要な電気の供給量が足りない場合は、別経路から電線を引くことになりますし、水圧が低い場合にも、別経路から引くことになります。大がかりな工事の場合、百万単位で費用がかかることがあります。
大家さんや不動産業者は設備の専門家ではないので、「大丈夫」と言われても安心できないことがあります。
工事関係者などの専門家に診断してもらうことが必要です。ただ、調査を依頼した場合、その後の受注も期待しているケースもあるので、慎重に行動してください。
その他に美容室のために確認するといいこと
美容室店舗用に駐車場が必要でしたら、それも、確認しておきましょう。
また、2階以上の階に美容室店舗を借りる場合、1階に美容室の案内を置けるのかも確認した方が無難です。
更に、美容室開業に融資を必要とする場合は、仮契約にして、融資を得られるか否かを確認してから、契約を結ぶ必要があります。融資などを考慮したスケジュールについては、こちらのページ(内装工事スケジュールとその注意点)に、整理しましたので参考にしてください。
物件の調査の前に、信頼できる内装業者が見つけておくと、美容室の開業がスムーズに進みます。
複数の業者から、見積を一括で受け取ることができます。デザイン案も、提携内装業者から提案して頂けます。